小児ネフローゼ症候群
尿に大量のたんぱくが出て浮腫[ふしゆ]を起こす
ネフローゼ症候群の主症状は、むくみ(浮腫)です。
ネフローゼ症候群では、尿に大量のたんぱくが出て、このため、血液のたんぱくが下がります。このことが血液の膠質浸透圧[こうしつしんとうあつ]を下げ、体液が血管腔[けつかんくう]より組織間液に移行するため浮腫が生じるのです。
同時に、脂質調節物質が尿中に出てしまうため、肝での脂質とアポリポたんぱく合成が増加し、カイロミクロンと超低比重リポたんぱくコレステロール(VLDL)の異化の低下をきたし、高コレステロール血症が生じます。
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コメント
私、小5です!!
ネフローゼとは、4年の付き合いです^-^
今、再発中です(;O;)
投稿: | 2011年11月27日 (日) 13時45分