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2007年5月24日 (木)

(薬)ネオーラル (シクロスポリン)

主な作用 

人の身体には元来、外から移植された臓器に対して拒絶反応を示し、これを排除しようとする性質(免疫反応)があります。この薬は免疫抑制剤といわれるもので、内服はこの拒絶反応を抑え、移植組織の定着を助ける働きがあり、またベーチェット病における眼の症状などにも効果があります。そのほか、全身に広がった難治性の尋常性乾癬にも用いられます。点眼液は抗アレルギー薬では効果が得られないような春季カタルに用いられます。 

副作用

内服では腎臓、肝臓、膵臓、造血器、代謝系の障害や、多毛が起こることがあるので、服薬中は医師の指示による検査を受けることが大切です。また、胃腸障害、頭痛、しびれなどが起こることもあります。この薬を続けると、免疫が抑制され、感染症になりやすいので注意しましょう。ときに溶血性貧血、血小板減少、横紋筋融解症を来すことがあり、中枢神経障害の症状などの報告もあります。ネオーラルの内用液、カプセル(10、25、50mg)はサンディミュンより体内での利用率が高められているので、切り換え時にシクロスポリン中毒を起こすことがあり、注意を要します。併用薬による相互作用も多い薬で、他剤の併用で本剤の効きすぎによる中毒作用、逆に併用で本剤の効きが悪くなることもあります。点眼液では眼の刺激感、かゆみが起こることがあります。 

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